「黒を脱いでください」では心は動かない

〜37歳、お見合い申込みゼロだった私が色彩心理学で気づいたこと〜

こんにちは。
婚活カウンセラー育成講師の あさ です。

今日は、私自身の婚活経験から学んだ「色と心の関係」についてお話しします。

実はこの話、婚活カウンセラーさんの会員さま対応にも、とても役立つ内容なんです。


コンビニで出会った一冊の本

先日、コンビニで一冊の本が目に留まりました。

『認知症にならないために』

父が認知症なので、

「私も将来なるのかな…」
「今からできる予防はあるのかな…」

そんな気持ちで手に取りました。

その中に書かれていたのが、

「色彩感情理論」

という言葉でした。

「色と感情はつながっている。」

人はその時の心の状態によって選ぶ色が変わり、逆に色によって感情も変化するという考え方です。

そのページを読んだ瞬間、20年前の婚活中の私を思い出しました。


37歳、プロフィール写真は全身ブラック

37歳。

母と妹に勧められて結婚相談所へ入会しました。

プロフィール写真を撮ることになり、私が選んだ服は…

全身ブラックのパンツスーツ。

当時の私は、

「黒が好き。」
「黒が落ち着く。」
「黒が私らしい。」

そう思っていました。

そして結果は…

一か月以上、お見合いのお申し込みゼロ。

もちろん当時は、服の色なんて全く気にしていませんでした。


黒を着ていたのではなく、黒い鎧を着ていた

色彩心理学を学んだ今だから分かります。

私は黒を着ていたのではありません。

黒い鎧を着ていたんです。

40歳手前まで一人で頑張ってきた人生。

恋愛でも傷つき、

「もう騙されたくない。」

「甘えたら負け。」

「一人でも生きていけるように強くならなきゃ。」

そんな気持ちが、自然と黒を選ばせていました。

だから黒は、私の心を守る色だったんです。


「ピンクを着ましょう」と言われても無理でした

婚活カウンセラーさんなら、

「プロフィール写真は明るい色がおすすめですよ。」

とアドバイスすることがありますよね。

でも、当時の私には、その言葉は響きませんでした。

実は昔、友人から

「ピンクを持つと恋愛運が上がるよ。」

と言われ、ピンクのお財布を買ったことがあります。

でも私は、ピンクという色が苦手でした。

合コンでピンクのフリルを着て甘える女性を見て、

「私はあんなふうにはなりたくない。」

そんな思い込みがあったからです。

だから、プロフィール写真でピンクを着るなんて考えられませんでした。


心が動いたのは「受け止めてもらえた」から

そんな私に婚活カウンセラーさんは、

「黒はダメです。」

とは言いませんでした。

まず、

「黒がお好きなんですね。」

と受け止めてくださったんです。

否定されなかったことで安心し、少しずつ信頼関係ができていきました。

そして、

「このカウンセラーさんの言うことなら、一度やってみようかな。」

そう思えた時、

初めてピンクを着ることができました。

プロフィール写真を撮り直すと…

お申し込みゼロだった私に、3名のお申し込みが入りました。

変わったのは中身ではありません。

変わったのは、

心の状態でした。


婚活カウンセラーさんにお伝えしたいこと

私は、この経験から学びました。

会員さまが選ぶ色には、その人の人生や感情が表れていることがあります。

だから、

「その服はやめましょう。」

ではなく、

「どうしてその色を選ばれたのですか?」

そんな一言から始めてみてほしいのです。

その質問の先には、

今まで頑張ってきた人生や、誰にも話してこなかった思いが隠れていることがあります。


私が色彩心理学を婚活コンサルに取り入れる理由

私は現在、色彩心理学を活用しながら婚活カウンセリングを行っています。

色を見ることで、

今どんな気持ちなのか。

何を大切にしているのか。

どんな不安を抱えているのか。

言葉にならない心の状態を知るヒントになるからです。

実際に心理カウンセリングの現場でも、色を選んでいただいてから面談を始める先生もいらっしゃいます。

言葉にするのが苦手な方ほど、色が心を教えてくれることがあります。


「黒い服ですね」ではなく、「よく頑張ってこられましたね」

私は黒い服を着ている女性を見ると、

昔の自分を思い出します。

「頑固な人。」

「プライドが高い人。」

そう決めつけるのではなく、

「今まで一人で頑張ってこられた方なんだな。」

そんなふうに見てもらえたら嬉しいです。

鎧を着ている人は、本当は鎧を脱ぎたいと思っていることがあります。

だからこそ、まずは安心できる場所を作ること。

それが信頼関係の第一歩なのだと思います。

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成婚率を上げる前に、信頼関係を育てる

婚活は、プロフィールやコミュニケーションのテクニックだけではありません。

一番大切なのは、

「この人なら話しても大丈夫。」

そう思っていただける信頼関係です。

信頼関係ができると、アドバイスは自然と届きます。

だから結果として、成婚までのスピードも変わってくるのです。

私は色彩心理学も、その信頼関係を築くための大切なコミュニケーションツールの一つだと感じています。


最後に

婚活カウンセラーという仕事は、人の人生に寄り添う仕事です。

だからこそ、テクニックだけではなく、「心」を理解する視点も大切だと思っています。

もし今、会員さま対応に悩んでいるなら、ぜひ一度「色」にも目を向けてみてください。

「なぜ、その色を選んだのだろう?」

その問いかけが、会員さまとの心の距離を縮めるきっかけになるかもしれません。

私はこれからも、色彩心理学を通して、婚活カウンセラーさんが会員さまとの信頼関係を深め、安心して成婚へ導けるサポートをお伝えしていきたいと思っています。

一人でも多くの婚活カウンセラーさんが、自信を持って寄り添えるように。

そして、一組でも多くの幸せなご縁が生まれることを願っています。