タイプ別に見える背景と、成婚につながる関わり方
婚活をサポートしていると、
「どうしてこの方は動けないのだろう?」
という場面に、誰しも一度は出会います。
- 申し込みを勧めても、なかなか進まない
- 「いい人がいないんです…」と受け身になってしまう
- 自分から連絡するのが苦手でストップしてしまう
やる気がないわけではない。
でも動けない。
ベテランカウンセラーほど、この“ギャップ”を感じた経験があるはずです。

■「動かない」の裏にあるのは
行動力ではなく、個性のちがい
長年カウンセリングをしていると気づくのは、
行動が止まる理由は、タイプによってまったく違う ということ。
大切なのは、
“どう動かすか”ではなく、“なぜ動けないのか”を知ること。
背景を理解できるだけで、
その人に合ったサポートが自然に見えてきます。

■そこで役立つのが
色彩心理学・カラーメンタリング®
——個性を「色」で見える化し、行動の理由を読み解くツール
カラーメンタリング®は、
10色の個性から「思考・行動の傾向」「動けない理由」が一目でわかるツールです。
婚活の現場では、
特に“受け身タイプ”の理由が明確になり、関わり方の精度が上がります。
ここでは、婚活サポートで出会いやすい3タイプを紹介します。
🟢 グリーンタイプ
慎重で、失敗を避けたいタイプ
● 動けない理由
- 「この人でいいのかな…」
- 判断に自信が持てない
- 選択肢が多いほど迷ってストップ
● 効果的な関わり方
- 「まず話してみるだけでOK」と小さな一歩を提示
- 判断材料をシンプルにしてあげる
- 安心感が増えるほど動きやすくなる
焦らせないサポートが鍵です。

🔵 ブルータイプ
真面目で、きちんと考えたいタイプ
● 動けない理由
- 完璧に考えようとして固まる
- 不確定な状況を避けたくなる
● 効果的な関わり方
- 「動きながら整えていけば大丈夫」と伝える
- 完璧に固める前に始めていい、と許可を出す
- 手順を示してあげると安心して動き出せる
“丁寧な説明”が背中を押します。

🟡 イエロータイプ
ワクワク・楽しさが行動のスイッチ
● 動けない理由
- 気分が下がると動けなくなる
- 義務感だけでは行動が続かない
● 効果的な関わり方
- 「この人と話したら、どんな未来が明るくなる?」と質問する
- 楽しさ・希望を感じると行動力が戻る
- 小さな成功体験を積ませる
“楽しさの再点火”が必要なタイプです。

■受け身=行動しないではない
「その人なりに慎重に考えている」だけ
動かない会員さまほど、
実は心の中でたくさんの整理をしています。
カウンセラーがタイプを理解し、
その人の“安心ポイント”に触れる言葉を選ぶと、
自然に変化が起きてきます。

■婚活は「早い=成功」ではない
タイプに合ったペースが、最終的な成婚率を上げる
特にグリーン・ブルータイプは、
焦らせるほど逆に動けなくなる傾向があります。
むしろ、
“急がば回れの安定ルート”が、最終的には最短の成婚へ
つながることが少なくありません。
ベテランカウンセラーほど理解している
「その人に合ったペースの大切さ」。
ここが分かると、伴走の質が大きく変わります。

■カラーメンタリング®を取り入れると
「なぜ動けないのか」が一瞬でわかる
- 焦らせず
- 責めず
- 過剰に押さず
その会員さまの個性にあった
“動き出すタイミング”がつかめるようになります。
そして、関わり方の違いが
行動スピードを大きく変えていきます。
婚活サポートは、
結果を急がせる仕事ではなく、
その人の個性に合わせて、最適なタイミングへ導く仕事。
カラーメンタリング®は、
その精度を大きく高める実践ツールです。

■まとめ
- 行動が止まる理由はタイプごとに違う
- 大切なのは“動かす”より“なぜ動けないか”の理解
- 色彩心理・カラーメンタリング®で理由が見える化
- 個性に合わせた関わり方で、成婚スピードが変わる
婚活支援の質をさらに上げたいカウンセラーにこそ、
このアプローチは強い味方になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

