カウンセラー自身が「今の自分」と向き合う時間を
「あささんは、私の未来像です」
「これからも追いかけます」
先日のブラッシュアップ会のあと、
受講生さんからそんな嬉しいメッセージをいただきました。
2年前、初めて出会ったときの彼女は、
ご家族との関係に悩み、心がすり減っていた時期。
当時は「どうすればうまくいくのか」出口が見えず、
義理のご両親に内緒で、
レンタルルームでコツコツとレッスンを受講されていました。
「あの時期、借りてまで受講して本当によかった」
そう話してくださる今の彼女は、
あの頃の表情とはまるで別人のように、
自信とやさしさをまとって輝いていました。
「資格を取ってからが、本当のスタート」
カウンセラーの世界では、資格を取ったあとが本当の学びの始まりです。
活動を続けていると、環境も、気持ちも、
そして自分自身の価値観も少しずつ変化していきます。
だからこそ、
「今の自分」を見つめ直す時間が必要になります。
ブラッシュアップ会は、まさにそのための時間。
自分を整え、心をメンテナンスする場所でもあります。

「動けない」には、意味がある
婚活の現場で、
「なかなか行動に移せない会員さま」をサポートすることがあります。
しかし、そこには必ず理由があります。
動けないのではなく、
“今は動かない方が安全”と潜在意識が判断しているのです。
それはブロックではなく、
“自分を守るための防衛反応”。
それを責めずに、「そう感じているんだね」と
受け止めてあげることで、
心は少しずつ前を向き始めます。

自分を知るほど、相手に優しくなれる
今回のブラッシュアップ会では、
カラーメンタリング®の復習だけでなく、
今後の活動や人生設計についても語り合いました。
「大きな悩みはないけれど、なんとなくモヤモヤする」
「このままでいいのかな?」
そんな40代・50代の方が増えています。
私自身も、かつて同じような気持ちで立ち止まっていました。
家族との関係に悩み、心が疲れ果て、
“自分の存在が薄くなった”と感じたあの頃——
そんな時に出会ったのが、色彩心理学でした。

色を通して、自分と向き合う
色を学ぶ中で、私は初めて
“自分の感情をちゃんと聴く”ということを覚えました。
「私はどう感じているんだろう」
「本当はどうしたいんだろう」
そうやって自分と対話するうちに、
心が軽くなり、周りとの関係も少しずつ変わっていきました。
このプロセスは、婚活カウンセラーのサポートにも通じます。
自分の内側を理解できる人ほど、
相手の感情にも共感できるからです。

共に歩む仲間がいるから、挑戦できる
今回のブラッシュアップ会では、
「これからの仕事の方向性」や「人生の再設計」についても語り合いました。
私も受講生さんも、
それぞれの立場で迷いながら、模索しながら、
それでも「共に進んでいこう」と励まし合える関係。
この“並走の力”こそが、
長くこの仕事を続けるためのエネルギーになります。
50代になって気づいたこと
過去の失敗や、止まっていた時間も、
すべてが今につながる“意味ある経験”になる。
焦る必要はありません。
今の自分を丁寧に見つめながら、
小さな一歩を積み重ねていくこと。
その積み重ねが、未来のあなたを支えてくれます。

さいごに
今回のブラッシュアップ会は、
受講生さんにとってだけでなく、
私自身にとっても心から大切な時間になりました。
カラーメンタリング®は、
「人と比べるため」ではなく、
「自分を理解し、人とつながるため」のツールです。
これからも、
学びを通じて“心の色を整える場”を続けていきます。
そして、同じようにがんばる婚活カウンセラーの皆さんと、
お互いを励まし合いながら、
より深いサポートができるよう歩んでいきたいと思います。
受講生さんの「追いかけます!」という言葉に背中を押されて、
ずっと苦手だったInstagramリールやYouTubeにも挑戦することにしました。
ビビりながらも、前へ。
挑戦し続ける姿を見せることも、
カウンセラーの大切な役割ですね


